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犬の熱中症が急増中!予防法と知っておくべき応急処置

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2018.07.30

今年の夏も暑い日が続いていますね。ニュースを見ていると毎日のように熱中症で病院に搬送される人がでているようです。

熱中症は対処が遅れると命に関わることもあります。「熱中症かも」と思ったら迷わず医師の診察を受けるようにしましょう。

さて、熱中症に気をつけなければならないのは人間だけでなく犬も同じ。

夏の暑い日、もし愛犬に次のような様子が見られたら熱中症のサインかもしれません。

  • 呼吸がいつもより荒くヨダレが多い
  • 目や口の粘膜が充血している
  • 名前を呼んでも反応が鈍い
  • 歩くときにふらつく。歩くのを嫌がる

今回は犬の熱中症を予防する方法と、もしもなってしまった場合の応急処置の方法をお伝えします。

犬は人間よりも熱中症に注意が必要

犬は人間よりも熱中症になりやすいといわれています。

人間と違い、犬の体は被毛に覆われています。そのため、汗をかける場所が足裏の肉球の部分だけに限られているため、犬は舌を出すパンティングによって唾液を蒸発させて体の温度を下げようとします。

しかし、あまりに暑かったり湿度が高かったりするとなかなか唾液が蒸発しないため、体の温度が上がってしまい、結果として体中の機能が低下してしまい、熱中症にかかってしまうのです。寒い地域が原産などの被毛の厚い種類の犬は、より熱がこもりやすくなっているのでいっそうの注意が必要です。

また、犬は人間よりも地面に近い高さで生活をしています。そのためアスファルトの照り返しの影響を人間よりも受けやすくなっているのです。それもあって犬が感じる気温は人間よりも高く、より熱中症になりやすいといわれています。

さらに、ブルドッグやパグ、ペキニーズ、シーズーなどのいわゆる鼻ぺちゃである短頭種と呼ばれる種類の犬は、気道が狭いために呼吸による体温調節が苦手です。

そのため、ほかの種類の犬と比べて、熱中症になりやすいといわれています。また、熱中症になってしまった場合に重症化しやすいのもこの種類です。

犬の熱中症を防ぐために

熱中症を予防する方法はいくつかあります。

まず、暑い場所からはできるだけ遠ざけてあげましょう。

外に出たときに日光を避けるのはもちろんですが、散歩は涼しい時間帯に行うようにしたり、アスファルトの場所はできるだけ避けたりします。

アスファルトは照り返しを避けるためだけでなく、熱くなった地面で肉球を火傷するのを防ぐためにもできるだけ避けたほうがいいです。

室内にいるときは部屋の温度を下げてあげます。ほかにも、体を冷やすためのマットや首輪などのグッツやアクセサリーなどを用意してあげるのもいいでしょう。グッツなどは体の温度が上がるのを防ぐこともできます。

また、飲み物による水分補給も十分にさせましょう。散歩のときもですが、涼しくしている家でもこまめな水分補給は大切です。

犬は唾液を蒸発させることによって体の温度を下げますので、下げようとするうちに体内の水分をどんどん消費し、脱水を起こしてしまう可能性があります。そうなると、体の温度を下げることができなくなるため、熱中症になってしまうのです。

さらに、被毛を短くカットしたり、すいたりすることもおすすめです。

体の表面をおおっている被毛を短くしたりすいたりすることにより、熱がこもりにくくなるため、長い犬はもちろん、短い犬にもおすすめです。

ですが、あまり短くしすぎると日光が直接地肌に当たることになってしまい、体温が上がりやすくなってしまうため適度な長さにしましょう。

犬が熱中症になったときの応急処置

犬の熱中症は、迅速な応急処置が大切になってきます。

犬が熱中症になったかなと感じたら、まず涼しい場所に移動させましょう。

外の場合は、日光の当たらない涼しい場所だとしても地面が犬の体の温度よりも高い場所だと逆に体の温度が上がってしまいますので、地面からの熱を遮れるシートなどをひいてあげてください。

次に、ペットボトルの水や濡らしたタオルなどで地肌を濡らして、そこに風を当てましょう。そうすることで汗をかかない部分からも気化熱を発生させることができ、効率よく体温を下げることができます。

さらに、氷のうが用意できるようなら、太い血管の通っている首や腋の下、お腹、内ももなどや頭を冷やしてあげるのも効果があります。しかし、短毛種の場合は血管が急激に冷えてしまい収縮し、血流が悪くなってしまうことがありますので、タオルなどを間にはさむのがいいです。長毛種は被毛がしっかりありますので、なくても大丈夫です。

プールなどすでに水が溜まっている状態がすでにあれば、犬を水につけるという方法もあります。この場合、水が体温より低い温度であることを確認してください。また、犬が溺れてしまわないように目を離さないでください。いずれの場合も冷やしすぎには注意が必要です。

犬が回復したらしっかりと水分をとらせて、獣医師に診てもらいましょう。そのときはなくてもあとあと後遺症がでてくることもありますので、油断は禁物です。

人間の場合は塩分補給も大切だといわれますが、犬の場合は塩分を人間ほど必要としておらず、とりすぎると腎臓を悪くしてしまうことがあるので必要ありません。

まとめ

犬の熱中症対策を簡単にまとめると、以下の通り。

  • 涼しい場所や時間で活動させる
  • 日光やアスファルトはできるだけ避ける
  • 体を冷やすグッツなどを活用する
  • いつでも水分補給できるよう準備しておく
  • 被毛のカット

それでももし熱中症になってしまったら、

  • 涼しい場所に移動させる
  • 地肌に水と風を送り体を冷やす
  • 水分をたっぷり摂らせる

などの応急処置のうえ、できるだけ早く動物病院で受診してください。

過剰に心配し過ぎるのも良くありませんが、もしものときのために当記事で紹介した対策と処置を覚えておいて頂ければ幸いです。

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