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ドッグフード選びの基本として知っておきたい成分表の見方

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2018.02.14

ドッグフードの成分は表示が義務付けられている9項目のうちの一つです。

ドッグフードを選ぶ時の成分表の見方や適切な比率にについて説明します。

粗タンパク、粗脂肪、水分について

ペットフード公正取引協議会により開示を義務付けている成分は、粗タンパク、粗脂肪、水分、粗繊維質、粗灰分の5項目です。

粗タンパクは身体に血液や臓器、皮膚、筋肉などを作る犬にとって最も重要な栄養素です。

不足すると脱毛や被毛のトラブルを招き、免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。

幼犬では骨格の生育不足や低体重など健全な成長が損なわれます。

ただしタンパク質の過剰摂取は肝臓や腎臓に負担をかけることになり、ストルバイト尿石ができやすくなります。

愛犬の健康には25パーセント以上35パーセント未満の粗タンパクが適正です。

粗脂肪は犬の皮膚や被毛を作る栄養素で、粗タンパクについで重要です。

アフコが公開する栄養基準では最低必要量は5パーセント、子犬や妊娠期、授乳期は8パセントが必要とされています。

毛艶や毛並みが損なわれる他に浮腫や皮膚炎も脂肪の不足が原因ですが、摂り過ぎは脂質代謝異常や肥満に繋がります。

水分含有率はフードの種類によって3種類に区分されています。

ドライフードは10パーセント以下、セミモイストフードは25から35パーセント、ウエットフードは70パーセント以上です。

上限値にも注意が必要な粗繊維、灰分

粗繊維は体内で分解吸収されることはありませんが、老廃物を排出したり便通を整えたりするために必要な栄養素です。

粗繊維が多すぎると下痢をおこしたり、必要な栄養の吸収を悪くしたりという健康障害になりますので、4パーセント以下が望ましいでしょう。

肥満用フードや糖尿病の療法食には粗繊維の含有量を増やしたものが使われています。

灰分とはカルシウムやリンなどのミネラル成分のことです。

カルシウムは細胞膜の形成や血液の凝固作用、タンパク質の代謝やホルモンの分泌、自律神経の調整などの働きをしますが、99パーセントは骨の形成に使われます。

カルシウムが不足すると骨がもろくなり、骨折や関節脱臼しやすくなります。

反対に発育期の過剰摂取は軟骨内骨化症や軟骨症、関節形成不全などを誘発します。

リンが欠乏すると食欲不振や異食症、成長不全になりますが、欠乏症より過剰症が問題になります。

リンがカルシウム摂取を上回るとカルシウムを排出して骨の形成不全を起こし、ストルバイト尿石や腎不全の原因になります。

カルシウム摂取の最低値0.6パーセント上限値は2.5パーセント、リンは0.5パーセント以上1.6パーセント以下、比率は1対1と定められています。

成分表示はペットフード公正取引協議会の自主基準ですが、不当表示は禁止されています。

日本のペットフードメーカーの9割が加入しており、非加入メーカーも含めてペットフードの一般ルールとして扱われています。

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